2000.03.29 赤坂BLITZ(旧)

(若干記事はカットしてあります)
いやぁ12年経ったけど文章に成長がなくて違った意味で泣いた(苦笑)
では、どぞ。

 

 

 

7時14分(<このとき時計を確認したんで本当です。)
客電がすっと下がってSEが大きくなり、みんなの歓声が、悲鳴にも似た歓声が会場を包みました。
SEは笙や笛、鼓の音、密教の呪言などが使われていてちょっとオリエンタルな感じでした。
黒の紗幕に今回のシンボルマークなのでしょうか、二匹の竜(?)が交わって、
8の字を描くような見ようによってはメビウスリングのような
そんなマークが光によって描かれて、ゆっくりゆっくり回転していました。
悲鳴にも似た歓声の中ゆっくりと紗幕が上がって、するともう5人はそこに立っていました。
5人ともやっぱりせつなげな表情でした。
普段だったら、きゃーって感じでメンバーさんの名前を叫ぶんですが、
今回は何故だか叫べなかったです。きゅっと口を閉ざして見ているだけしか、できなかったです。
服装今回覚えてないです。ごめんなさい。

 

1.マドンナ

最初ん?って思ったけどマドンナでしたね。大阪と名古屋では違ったみたいなんで「違うよっ」って
びっくりしました。
最初どんな状態で来るんだろうってちょっと不安だったんですが、
演奏が始まっちゃえば大丈夫…のようでした。

 

2.TRUTH IN THE STOMY GARDEN
3.to fly high

TAKUYA君とHIROさんが一緒になって弾いてました。
ライヴとは全然関係ないのにね、身をかたーくして聴いてしまいました。この曲。(笑)

 

4.FLASH BACK

前奏のときHIROさんが「あばれろぉぉぉぉっ!!」って叫んでて、会場中うねってました。
2000人のFLASHBACK!は結構すごかったですね。つい後ろ振り返っちゃいました。
 そうそう私的な話で申し訳ないんですが
…実は生まれてはじめてライヴハウスなるものに行ったのがMASCHERAさんのライヴだったんですが、
この曲のとき、なんだか目の前の兄ちゃんは狂ったみたいにシャウトしてるし(思えばこの『兄ちゃん』は
HIROさんだったわけですが。:笑)観客はこれまた狂ったようにジャキジャキ手振りしてて
「やっぱロックって怖いなぁ…。」なんて思っていたんですよ。
でも今では嘘のように手振りしてましたね。さらに一緒になってシャウトしているし…。(苦笑)


5.Still I love you

曲が始まるときTOMOさんがスティックを上にかざしてくるくるって弧を描いていて、ちょっとカッコよかったです。
五十嵐さんのコーラスが綺麗にはいっていました。


MC1 MICHIさんが「やっほー☆」って言って…みんなも「やっほー」って返してました。
↑最近ほんとMICHIさん壊れてますよね。壊れたMICHIさん好きだけど。
M「ORBITAL INTERCOURCEにようこそ!いつも言う事は同じです。楽しんでってくださいっ!」
M「みんな『orb』は聴いたかな?」
会場「聴いたー」「もちろん」等の声
M「今嘘ついたヤツ手ぇ上げて」
何人かぱらぱら手を上げてました。(苦笑)
M「正直でいいね。(にーっこり)」
さらーっと言っていたんですがすーーーごく怖かったです…。(笑)
6.[e'kou] Ah~後姿が…の所MICHIさんちょっと辛そうでした。
7.八月の憂鬱
8.float
floatの後ちょっとインターバルがあってTOMOさんの後に銅鑼が用意されていました。
銅鑼がTOMOさんの手によって鳴らされ、
…ある意味船出を予感させるようなそんな音で、
でも動き方はTOMOさんそのものって感じのちょっとかくんってした
気合の入った動きで、何度か叩かれて…
9.Dragonheads snaketails

フロアもメンバーさんも弾け飛んでました。うねりまくってました。
後奏が終わってSEと共にステージに最初からあった謎のポールに炎が灯り…
10.ラー まさに宇宙の蛇がうねるようなそんな感覚を覚えました。
実はこのときずーっと後ろから背中に手を当てられていて、すっごく辛かったです。
確かに私は上背あるし勝手に暴れる人なんで後ろの方迷惑かなとも思うんですが、
人の身体に触れるときは一言くらいなんかあってもいいんじゃないかい?(怒)
11.ABYSS

うすーいブルーのライトが綺麗でした。すごくすごく優しい音。
「ABYSS」という言葉自体は「深淵」とか「奈落の底」なんてあまりよい意味では
なかったりするのだけど、なんだか幸せな気分になっていました。
ライヴバージョンのほうがCDより数倍素敵でした。
これが最後だなんて勿体無いです…。
MC2 やっぱり「やっほー☆」って始まって(オイオイ…。:笑)
「この4人で今までやってきて良かったって思える」って言って「よね?」って
突然HIROさんに振ったものだから、照明さんは中途半端にHIROさんにスポット当てちゃうし
HIROさんは答えていいものか、どうか迷って、それでも「うん、思うよ~」ってちょっとと寂しげに、
でも可愛く答えていました。
あとMICHIさんは「頭悪いんで、今まで未来の事しか考えなかったんですが、
今日は過去や今のことを考えてみようと思います。」って言っていました。
あと「頭悪いけど、歌はすごいからね。」(おーっ)とか
「すごい歌が歌えたのはこいつらがいい曲をいっぱいかいてくれたから…。」
「俺が今此処にいるのは、こいつらのおかげで、こいつらが此処にいるのは俺のおかげだ。」
「今日は最高の日にしよう。」
そして、
「現実にあるものがすべて真実とは限らないから、自分自身の真実を今夜見つけてください。」って言っていました。
 この言葉…実は私の大好きな言葉なんですよ、高校生の頃かな、あるマンガの台詞で
「今、目に見えていることは『現実』だよ。だけど『真実』じゃないんだよ。」(<多分正確なせりふじゃないです。)
って言葉があって、結構物事を見るときに座右の銘にしてた言葉で、この解散の話のときも自分なりに
いつも感じていた言葉だったから、ドキッとしました。
12.Reality for realism
13.ROM TECH SPEEDER
14.NO RETURN
15.HYPERDERIC AGE

HYPER~のときHIROさんのストラップが切れてしまったらしく、ベースの胴側(って言うのかな)
だったんですけれど最初外れたのかな?って思ってたら後ろで「アカンわ」みたいに首振ってて、
五十嵐さんに「ほら、見てー」って見せに行ってて、五十嵐さんもあららって言う顔をしてて
最後まで弾きづらそーに弾いてました。
「もういや~ん。」って感じで苦笑いしてました。
しかし…ストラップが切れるなんてある意味象徴的ですね…。
16.Alice

「言っちゃ難だがやっぱり音悪い…BLITZ…」とつい嘆いてしまいました。
MICHIさんが後ろを向きながら、「最後の曲です。」
17.蜉蝣~水仙の涙~

曲の後奏が流れ始めると、また紗幕がすーっと下がってきました。決定的に「おしまい。」って
感じがして、「なんだよ~(泣)」ってつい泣きそうになりました。でも泣いてなんかいられなくって、
唇をかみ締めて気合入れてじっと見つめていました。
 紗幕が下がると同時にちょっと先走りぎみに「to fly high」を歌いました。
喉が締まっちゃって、音程なんて聞けたもんじゃなくて、でもみんなで歌いたくて、
バカみたいに歌いました。後ろのほうはアンコール、って言ってて、それでもほんとに
みんなで歌いたくて、絶対、声を絶やしちゃいけないって半分強迫観念のようになってしまって
声を振り絞って歌いました。(ホントは指揮官のはずの人がこんなじゃいけないんですが。)
なかなか声が聞こえてこなくて、必死に周りの人たちにアイ・コンタクトをして歌っていると
たまたまちょうど目の前に、ネットで知り合いになった方がいらっしゃるのに
気がついて、目が合って、するとその方がにっこり笑ったんですね。で、「えっ?」って思って
自分の歌が止まったとき…。みんなの声があちらこちらから聞こえてきました。
♪そーらをとびながらかんがえた…
…もうなんて言っていいかわかりませんでした。皆さん、ありがとう。それしか出ませんでした。
しかし大きくなったり小さくなったり、そろったり離れたりして5分か…それ以上か…結局思ったような
大合唱にはならなくて、だんだんやっぱり気まずくなってて、ダメだって思ったそのとき、
舞台のライトが上がって、歓声が起こって…紗幕が上から切って落とされて、
…5人がそこにいました。
18.Speed shower

TAKUYA君があおりに来て、♪抱きしめた…のとこで手を上に向けて跳ねろーって感じでやってました。
Encore「アンコールありがとーーーーーーーっ!!」
「今日も言うぞみんな元気かーーーーーーっ!!」
「2階元気かーーーーーっ!!」
「後ろ元気かーーーーーーっ!!」
「真ん中元気かーーーーっ!!」
「前、元気かーーーーーっ!!」
「みんな元気かーーーーーーっ!!!!!」
HIROさんが血管切れるんじゃないかってほど叫んでました。
フロアのほうも血管切れそうな勢いで「いえぇーーーーーっ!」って答えてました。
「もっと暴れなアカンがなぁー!!!!!!」
「いえーーーーーーーーーーっ!!」
そのままメンバー紹介に突入。
「メジャーデビューしてからずっと一緒で、一回目のツアーのときは違ったけど
それ以降ずっと一緒です。Keyboard五十嵐!」
ジャーンってキーボードをかき鳴らして、その後ガッツポーズの五十嵐さん。
「MASCHERAのリズムを支えてきた漢です。言うことサムいがプレイは熱い!Drums TOMO!」
ズンチャ、ズズチャ…と8ビートを刻むTOMOさん…「そのプレイはサムいな。」
HIROさんからツッコミが入っててへーってやってました。
HIROさんは自分で、なんとかって言ってましたけれど…忘れました。m(__)m
「MASCHERAを引っ張ってきたリーダーです。奏でるメロディはすごいね、
蝶のように舞い、蜂のように刺す、Guiter TAKUYA!」
蝶のように、の所でシノラーのように跳ねて舞ってみせるTAKUYA君、
そして蜂のように、の所でなんか刺す真似をしていたようなんですが、
私にはなぜかど*ょ***いに見えてしまいました。(笑)
「そして、『言ってる事はよう判らんがとにかくすごい自信』がある
…いろんな声を出す漢です、私がこの音楽業界で68年間(<笑)生きて来た中で
一番色気のあるヴォーカルです。Vocal MICHI!」
一瞬HIROさんに向かってMICHIさん流し目してました。
色気があるからって色目は使わんでよろしい。(笑)
「この五人でMASCHERAでーーーすっ!!」
あとは皆とこの空間を得ることができて幸せ、とか、またすぐ逢えるからね。とか言ってました。
MICHIさんがデビューして何年だっけ、とか聞いててHIROさんが、
確か2年と3ヶ月と24日って言っていましたが、正確には2年と3ヶ月と27日ですね。
「メジャーデビューしてからは以外と早く崩壊しちゃいましたね。」ってMICHIさんが言っていましたが、
私の目にはそんなことを話している5人の上に確固たる絆が見えて、崩壊と言う言葉がなんて
似合わないんだろうって思ってみていました。これから彼らは別れた道を歩むけど、それは絶対
崩壊が起きたためのものじゃなくて、(まさに解散)むしろ世界を四つ(五つ)の方向に広げていく
ステップなんだろうなって不思議に確信めいた思いがよぎりました。
「MASCHERAのメジャーシーンはこの曲から始まりました。」で
19.ゆらり

また個人的な話ですみません。この曲…なぜか真冬のコンビニが浮かんできちゃうんですよ。
と言うのもはじめて彼らのメジャーデビューを知ったのって、この曲がコンビニで流れてて、
どっかで聞いたことあるなこの声って思ったらMASCHERAって紹介されてて…。
もう春なのに、なぜか気分的に真冬になってしまいました。
GuiterソロのTAKUYA君がいつもに増して切なそうに首を振ってGuiterを奏でていました。
20.ラストフォトグラフ

最近いつも低い姿勢でガンガン頭振ってBass弾いているHIROさんだったんですが、
この曲のとき久しぶりに立ち弾きしていて、不思議な気分でした。
…まぁこんな綺麗な曲で頭振っていたら不似合いですけれど。
21.DEN-NO[BRAIN SEED Ver1.0]

曲中にMICHIさんがTAKUYA君と絡みながら
「クスリがほしいかぁぁぁっ!!!」って何回も煽ってました。
22.Lasting...

やっぱりこの曲はすごい魔力を持っていますね。
演奏が止まってああ夜明けなんて、って会場の皆が歌っていたとき
MICHIさんはじっと後ろを向いたまま動きませんでした。
他の四人もこの瞬間をいとおしむように、どこを見ているのかは判らないけれど
それでも、視線がぴーんと会場に向いていて、歌いながら会場の思いも皆舞台の5人に向いていて
不思議な、でもいつものLasting...にはない…言ってみれば、真摯な切なさみたいなものが漂って、
痛かったです。やがてMICHIさんは気合を入れなおすかのように、あ
るいは涙をごまかすためだったのか水をぶぁーーってかぶって
ぶるぶるぶるってかぶりを振って前に向き直り、歌い始めました。

 

 

 

 

ああ、夜明けなんてずっと来なければいいのに!

 

 

 

ほとんど絶叫のように、MICHIさんはそう歌って、また歌えなくなっていました。
本当に魂からの叫びのように私には聞こえました。
 なんとか次に歌いだしたとき、HIROさんがボロボロになったMICHIさんを支えるかのように
ハモりパートを歌っていました。
「『ゆらり』で僕達のメジャーシーンははじまってこれが最後の作品になりました。(だったかな?)
みんなで歌おうぜ、Orbital!!!!!!」
ばさっと手を上げたMICHIさんがほんっっとにカッコよかったです。
23.orbital

TAKUYA君がギターソロのとき、MICHIさんに寄り添って弾いていました。
なんか叫びたくなりました。でも悲しい叫びじゃなくて武者震いするような雄叫び。
舞台上の5人が万感の思いを込めて、この曲を演奏してるのがわかったから、
きっと同調してしまったのかも知れません。
最後もすっごい長くてMICHIさんがメンバー紹介していました。水とか、ピックとかが
これでもかって位に飛んでました。
仰げは尊しの歌ががどこからか流れてきて、(企画を立てていらっしゃった方がいたんですね。)
歌っているといつのまにかLasting...になっていました。
みんな歌ってました。大合唱でした。ほんとにこのうたは「魔力」をもってる…。
そう、感じました。
舞台の照明が上がってメンバーさんみたび登場…で、
「もう一度この曲やらしてくれ」
 私は見ていなかったんですがTOMOさんはこのとき演奏中いつもしているヘッドホンを
手にとりじーっと見つめて、しばらく考えた後、脇の方にヘッドホンをぴっと投げ捨てたそうです。
「この曲から羽ばたきがはじまりました…歌わせてくださいっ!to fly high!」
24.to fly high

ああ、to fly highなのか…。ってさらっと思って、次の瞬間…眩暈を起こしました。
そしてその次の瞬間わけもわからず絶叫していましたね。
 誤解を恐れず言うなら完全にこのとき、発狂、しました。
理性が完全にオーバーフローを起こしていて正常ではいられませんでした。
ものすごい鬼気迫る演奏っていうか、私には彼らの決意表明に聞こえました。
淡々と演奏しているのに、緊迫感がすごくて、石つぶてが飛んでくるそんな感覚でした。
みんなも大合唱になっていました。MICHIさんはみんなが歌っている間、みんなに
ありがとう、ありがとうって何回も言っていました。
気がついたらTOMOさんがすーごい長く気持ちよさそうにドラムを叩いていて
曲、終わってました。
その後5人が舞台から去ってすぐ戻ってきて、
おしまいトークTOMOさんがおもむろにマイクで喋りだし、
「ありがとう、オマエら全員俺のカ~ノジョ(はぁと)
きぃやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!って黄色い声が飛んでました。
…でも…けっこう今回男の子居ましたよね(爆)ま、いいけど、
…あ、そうそうTOMOさんのアンコールの時の着替えてきていた
白のシャツはフリルこそついていないもののちょっと王子様チックでした。
TAKUYA君はすっごい晴れ晴れした顔で「こんな気持ち良いステージ経験したら降りられへんわな。」
「俺らも変わらんからオマエらも変わるなよ。ありがとう。」
今までにないくらいTAKUYA君カッコよかったです。オットコマエでした。
HIROさんは翳りのある笑顔で「このメンバーでは今日が最後だけどまたすぐに逢えるし、逢いたいし
また動き出したときに、みんなの目に入るように、みんなの目に届くように頑張るから…。
ともかく今日はいい『スタート』がきれました。」
MICHIさんは一所懸命泣くのを我慢しているようにも見えました。
「今日は自分達のためだけじゃなくて歌えた、と思います。…これからもこういうチャンスを
僕らに作ってください!」
客席のみんなは口々にありがとうとか頑張って、とか叫んでいました。
MICHIさんがMASCHERAを知る全ての人たちにありがとうって言った後、
手をみんなでつないで、そうそう、手をつないでいたときにHIROさんはつないだ
TOMOさんの手にKISSをしたように見えました。で、今回はフェイントなしで(笑)
ジャーンプでバイバイでした。みんな愛してるー、また逢おうなーーって言って
去っていくメンバーさん
泣き叫ぶファンの子達、
ありがとうってひたすら言っている子達、
私はただ呆然とするしかできなくて、
ふと気づくとシンセサイザーの音なんでしょうか、
Lasting...が夢の終わりを告げるかのように静かに…いつまでもいつまでも流れていました。
…で。ラストライヴは確かに終わったんですが、
なんだかずっと終わったって気がしないのですよ。
確かに「MASCHERA」としての彼らはもうみられないのだけど。
また何か次を感じさせてくれるそんなライヴだったからだと思います。
だから、本当にありがとう。これからもお邪魔しますね。
 メンバーさん、スタッフの皆さん、そしてあの場所にいた全ての人たちに感謝いたします。

 

2020年7月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31  
無料ブログはココログ